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竹谷に依存しまくってる主人公。しかしあまり気づかれていない。
けど、確実に、どうしようもなく、依存している。竹谷が笑わなきゃ、笑わない。竹谷が食べなきゃ、食べない。竹谷が帰ってこなきゃ、ずっと起きて待っている。
そんなだけどこの生活にも二人とも慣れているのでほぼ誰にも気づかれること無く過ごしてる。

「本当はさぁ、あいつ俺よりずっと頭良くてさ。ほら、一年の頃、進級テストの成績によっては二年に上がる時ろ組からい組になるかもって話が出たじゃんか。あれ、あいつは先生直々にこの調子ならい組になれるだろうから頑張れよって言われたらしいんだよ。けどさーそのテストの結果が散々でさ。結局二年になってからもろ組って訳。それがさ、あいつわざと間違えたらしいんだよ。それからさ、あまり結果が良すぎると俺と違う組になるって学習したらしくてさあ、いつもわざと間違えんの、あいつ。まあ、本人がそれでいいってんならいいんだけどさ。」
「それ、本当にいいの…?」
「さあ。いいのか悪いのかわかんないけど、俺から離れたら気が狂うことだけは確かだからなー」
「それ普通じゃないのわかってる?」
「まあ、そりゃあね。けど、自分で蒔いた種だし。一度飼った生き物は死ぬまで世話を見るもんだ。」
「動物って…。飼ってる訳じゃないでしょ」
「飼ってるよ。俺が、そう言ったんだ。」

事情を知って心配する雷蔵さんと因果を背負った竹谷くん。

主人公は近所の子供にいじめられて親に叩かれ、捨てられそうにもなって精神ズタボロ殺してやる殺してやる死んでしまえ!と思っていたところで村にまで戦火がおよび、主人公が恨んでいた人はみんないなくなってしまいました。めでたしめでたし。
で終わればよかったんだけど終わらないのが人生で、いじめっ子の親が泣いてて、住む家がなくなって、畑が焼けて食べるものが限られたのが現実で、僕があんなことを思ったからだて自己嫌悪。そんなことを考えてたら食糧難に陥った村にいるのも申し訳なくなって、まだ八つなのに一人で村を飛び出してしまう。それで森を彷徨って、腹が減って死にそうになったところで竹谷に見つけられた。
「大丈夫か?腹減ってんのか?ほら、食え、食え」
「いらないお前のだろ」
森に遊びに来てた竹谷は親に持たされたおにぎりを主人公に食べさせようとするけど、つき返される。どう考えても大丈夫なはずないのに。
「いーから食えっ」
「むぐ」
無理やり食べさせて、事情を聞いて、竹谷は「じゃあ、うち来いよ!」て言うけど主人公は食料難に陥ってあんなに仲が良かったお隣さん同士や、おばさんたちでも自分の家のこと必死で、分け前が減るようなことは絶対にできなかったのを見てきているので、頑なに拒否。どんなに仲が良くとも、窮地に陥れば人間自分のことだけだ。
「なら俺が毎日飯もってくる」
「飼ってるペットでもないんだからそんなことする必要ないだろ。それに、どうせペットだって最初は物珍しくて構うけど暫くしたら飽きて餌もやらずに殺してしまうに決まってる」
「なに言ってんだ!一度飼った生き物は最後まで面倒見るものだって父ちゃんと母ちゃんが言ってたぞ!」
「や、でも僕は君に飼われるペットじゃないし。ご飯を貰う理由もない」
「じゃあ俺がお前を飼う!」
「………最後までちゃんと面倒見てくれる訳?」
「当たり前だ!」
「じゃあ、飼われた。」
「飼った!」
それから主人公はちゃんと竹谷家に迎え入れられるけど、主人公の意識には八左衛門のペットだっていうのが染み付いてて、八佐はそれがわかってるから自分のご飯を分けるなどして『餌』を与えていた。それを両親は仲のいい兄弟、と思って見守っていた。
そんな感じで二人揃って忍術学園に入学。
成長して、知識もついてきたところでやっぱり人を『飼う』なんていったのは間違いだったな、と竹谷は気づくけれどその頃にはもう主人公は竹谷(主人)がいないと何もできない状態だったので、竹谷は悪いことしたかなと思いつつ、一緒に過ごしている。

ていう竹谷に依存しまくった主人公の話とか。そして竹谷に依存しつつ三郎に恋しちゃってどうしよおおおおっていう感じの話とかね。そんな感じ。

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